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ひつじの街2020年07月27日
本日より一兎舎ブログ再開いたします!
これまで通りスタッフのプライベートブログや、一兎舎の最新情報をお届けいたします。
初めまして。
4月に入社しました、信州新町在住の塩入です。
長野市の一部である信州新町。
羊やジンギスカン、蕎麦におやき、久米路橋やかあさんのうた、美術館に博物館などなど魅力がいっぱいの町なのですが、みなさんご存知でしょうか?
19号沿いにあるので「通り過ぎはするけど…」なんて方、多いのではないでしょうか?
このブログで少しでも町の魅力をお届けできればと思います。
どうかお付き合いよろしくお願いします。
羊肉の料理、「ジンギスカン」。
ジンギスカンといえば北海道のイメージですが信州新町でもメジャーな料理で特産物の一つです。
この町のジンギスカン文化は昭和の初期頃まで遡ります。
当時は服などを作るために羊毛の需要が高く、乾燥気候のこの地は羊の飼育に適していたため多くの家で飼っていました。
また年老いた羊は食事になりました。この時、美味しくいただくために生み出されたのがこの町特有のタレに漬け込むジンギスカンです。
昔は各家ごとにタレを作り、ジンギスカンを漬けていましたのでその家ごとのジンギスカンの味があったのです。
化学繊維が普及し、扱うのが大変な羊毛の需要は下がってしまい綿羊の飼育はされなくなってしまいましたがジンギスカンの文化は今日まで残っています。
この町のジンギスカンのタレにはリンゴが使われていることが多く、旨味があってとても美味しいですよ。
つい最近、「秘密のケンミンSHOW」と言うテレビ番組でも特集されました。
今も町には羊がいます。
現在飼育されているのはサフォークという食用の品種でお肉は地元のスーパーに並びます。
毛の方は「ひつじの会」という団体の方達が可愛いマスコットにして販売しています。
温かみのあるとっても可愛いひつじちゃんたちですがこちらのお話はまた次回で。
この記事を書いた人
塩入彩絵