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羊毛でまちづくり2020年09月01日
こんにちは。
今回は前回お話ししていた通り、信州新町にて羊毛で町おこしをしている「ひつじの会」についてお話しします。
ところで皆さんは羊毛が使えるようになるまでの工程をご存知ですか?
実は羊毛は使える状態にするまでがとても大変な素材なのです。
羊の毛はカールしているので汚れが絡みつき、綺麗にするのもほぐすのも大変です。
使える状態にするまでにコストがとてもかかるので現在の日本ではあまり使われない素材となってしまっています。
それは信州新町も同じで、肉は食用として出回りますが毛が大量に放置されているのです。
それではもったいないと立ち上がったのが「ひつじの会」の方達です。
使えるようになるまでが大変な羊毛ですが、とても暖かく、加工しやすいという利点もあります。そこで町のシンボルである
のマスコットの作成、販売をし、町おこしをしようと活動しているのです。
私も一昨年、ロゴやパッケージ、ポスターなどの作成という形で携わらせていただきました。
その時作らせていただいたのがこちらです。
とても暖かい方たちで関わらせていただいた私も元気をもらいました。
ひつじの会では洗う工程からマスコット作成まで全て手作業で作られています。
一つ一つ表情が違い、温もりのある可愛いマスコットです。
興味のある方はぜひ。
この記事を書いた人
塩入彩絵