先日、14日と15日に小布施では安市が開かれました。
安市は古くからの伝統行事であり、
長野県下の三大市の一つに数えられているとのことです。
平日のお祭りだったので日中は行けなかったのですが、
仕事が終わってから犬の散歩がてら皇大神社内でお詣りをして、
「安市楽座」の景気のいい掛け声の中を歩き回り、
少しの時間でしたが、お祭り気分を味わうことができました。
いつもの小布施の夜の静けさや暗さとは一転、
だるまや福飴を買い求めたりするお客さんで賑わっており、
家までの道すがらもキャンドルが灯されていたりと、
寒かったけれど温かみを感じる夜でした。
昨年はまだ小布施には住んでいなかったので、
遊びに来がてら、メイン行事の「猿田彦の綱切りお練り」を
間近で見たり、テレビでしか見たことがなかった「火渡りの神事」も、
少し火が熱かったけれど実際に見ることができ、堪能することができました。
写真はその時の猿田彦様の綱切りシーンです。
子供の数の減少で稚児行列は昔より寂しいと聞きますが、
いつまでもこの伝統行事が続いていってほしいものです。